日本語読書感想文

先週末は日本から帰ってきたが、今でも時差ぼけからはまだ完全に回復していない。朝早く起きたり、午睡したりで日常生活はごちゃごちゃだけど、なんとかして読んでいた「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」を読み切ったことができた。今週の読書全部はオーディオブック(6時間46分)を聞きながらした。

最初は、「この話の中心は麻衣の母親への恨み」かと思ったけど、ちょっと予想外れだった。麻衣ではなく、咲太の母親についての話だった。妹の花楓が思春期症候群になってから、ずっとお母さんには一度もあっていなくて、いつしか咲太は自分のお母さんのことを忘れても同然だった。

だけど、花楓が治って、みんなはもう一度家族になれそうになったら、いきなり咲太が見えなくなる。きっかけを考えると気づけば、お母さんに会ったとき、花楓にだけ話しかけたり構ったりしたんだ。透明人間になってしまった咲太はお母さんと再開しようとする。

ナルトを5話見たけどほとんどはフィラーなので書かなくてもいいだろう。

日本語読書感想文

今週は、やっとのことで「三日間の幸福」を読み終わった。

よく愛されている本らしいけど、正直、どうしてかはさっぱり分からない。
感動させられるつもりで読み始めたものの、最後の3ページ以外何も感じていなかった。

有意義な部分といえば、一つだけ、「幸せになったり、人を幸せにしたりするといった基準をもとに人生の査定額を決めている」というのは、まあ、自明だけど、確かにいい人生観だと思う。だが、主人公は明らかに馬鹿だし、ミヤギとの恋人関係はいかにも都合がよさすぎるし、ストーリーは意味のない事だらけだし、本当に読んで損した気分になっている。

人生の価格は本当に幸せの量で決まるなら、この本を読むだけで僕の寿命価値が下がっているだろう。読んでよかったという気持ちは一つもない。

ビートたけしの漫才生活に基づいた映画、浅草キッドを観た。たかだか半分くらいしか聞き取れなかったけど、面白かった。

久しぶりに漫画の気分になって、GANTZ第26巻も読んだ。だんだん最後に近づいていくにつれ、状態がどんどんどんどん酷くなっている。

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今週はようやく金色の獣、彼方に向かうを読み終わった。

4話の中で、一番気に入ったのは「森の神、夢に還る」という第3話。《森をさまよう幽霊》と呼ばれる主人公だけど、ナレーションは手紙の形で書かれて、だいたい私語りというよりあなた語りに見える。こんなのは日本語で初めて見た。

最近麻雀がちょっと気になったので、麻雀についての漫画を読んでみよう、だいぶ前に手に入れたシリーズ「マジャン 〜畏村奇聞〜」の第1巻を読んだ。まあ、ルールはあんまり説明しなかったけど、なかなか面白かった。

年明けあたり人間失格を読んだけど、今でもどこがいいかはわからない。でもなぜか太宰治の他の作品に興味を持って、今週「女生徒」を読むことにした。今のところは楽しんでいる。(太宰による)女子学生の視点はおもしろい。もう読み終わった予定だったけど、忙しすぎて半分少しだけ読んだ。

葬送のフリーレンアニメ化第1~2話とSHY第1話を観た。フリーレンは作画が綺麗で美しい。SHYは比べ物にならないけどストーリーに感動した。

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今週は、Re:ゼロ第1巻の続きを最後までよんで、読破した。

スバルはついにフェルトたちと取引ができたと思ったら、エルザにもう一度襲われる。だが前回と違って、エミリアとパックも現場にやってきて、それから最後までエルザと戦うことになった。結局フェルトから徽章をもらってみんなハッピーエンド。

スバルはエミリアの命を助けて、なんと、恩返しどころか彼女の恩人になってしまった。これからどうするのかな?(僕はもう知っているけど)

それから、金色の獣、彼方に向かうを読み始めた。いや、正確には読み始めたのは今週じゃない。数月前、大阪にいたときに30ページくらい読んだけど、話があんまり面白くなかったし、難しい漢字が多かったし (舞台が蒙古だからか)、結局読む気が失せた。でもやっぱり読み残すのは落ち着かなくて、もう一度チャレンジしようと思った。第一話を読み終わって、今は第二話を読んでいる。

山中にある宿をやっている男はある日、お客さんの女性との会話の中で、風天孔参りという、死なずに天国へ行ける場所のことと、そこを探している一行のことを知る。たどり着く毎に、順番で一人だけが入り消滅し、そして他の皆は次の場所へ目指す。

女性は、「それは自殺なのでは」というと、一行の一人がこう答えた。

自殺はね、文化なの。自殺は何がなんでも悪だっていう風潮ができたのは最近なのよ。

切腹、即身成仏、補陀落渡海 これらは全部自殺の一種であり、現代でも決して悪いこととされていない、ということだ。同意できるかはわからないが、興味深い意見だと思う。

一週間に渡って、「パットしない子」というオーディオブックを(4回も、一時間半ずつで)聴いた。なんか複雑に思っているのでブログにお楽しみに。

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今週はRe:ゼロ第一巻の続きを読んで、45から164ページまで読んだ。アニメは(2回も)もう観ていたからストーリーや展開などはもう知っているけど、読み返すのをかなり楽しんでいる。著者の文体が気に入った。

一回死んで、『死に戻り』という権能で蘇ったスバルには、サテラと名乗った少女への恩がもうなくなったはずだ。それでも、彼女の徽章を取り戻して返そうとしている。徽章を盗んだフェルトを追い、盗品屋のロム爺と取引をし、そして盗みの依頼人のエルザに殺されて、結局何もできなかった。

元に戻った世界では、誰もスバルのことを覚えていなくて当然だ。でも、フェルトとロム爺と話すことで二人の境遇を理解したスバルは、思いやりを持つようになった。

とくに印象に残った一節を抜粋する。

体は動かない。
倒れるフェルトの傍に行って、その傷口を塞いでやりたい。
それがあまりにも遅すぎるというなら、せめてその開いた瞼を閉じさせてやりたい。

絶望の中でも、スバルは根のいい人だとわかる。

漫画はGANTZ第20~第25巻を読んだ。ガンツチームはいきなり大阪まで転送され、大阪チームとともに戦わなければなくなる。大阪チームは酷い輩ばかりで、それにエセ関西弁がいっぱいでなんかムカつく。

ナルトを5話観た。酔拳を使うロック・リーは面白かったけど、他に言いたいことは無い。

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今週は本好きの下剋上第7巻を読み始め、半分以上読んだ。弟が生まれてマインがお姉さんになった側から他の赤子が神殿の門前に現れた。マインは色インクと鈴を作ったり(ちなみに、鈴と鐘の違いを初めて知った)お貴族様とモメたりする。困ったことに、一番いやなキャラがこれから主役になりそうだ。少しマシになるといいな。

いい匂いのする方へといエッセイ集オーディオブックを最後まで(3時間7分)聴いた。ミニマリズムとか、カトリックとしての育ちとか、シングルファーザーとしての日常とか、作家さんが人生を色々と語ってた。1、2回聞き返そうと思ってる。

昨夜、久しぶりにFFXを約2時間半くらいやってた。シーモア老師について色々勉強になった。

漫画を6巻読むことができた。あとちょっとでスケジュールの遅れを取り戻す。

葬送のフリーレン第10巻では、マハトと黄金郷との命令について思いがけない展開が起こった直後、いきなりボスバトルになった。最後のページはすごいハイテンションな気分で次巻を楽しみにしてる。

ダンダダン第11巻はいつものように面白かったけど、なんか物足りないかな。チェンソーマン第15巻もそう。新しく紹介されたデビルキャラがいいデザインだし、アサの過去のトラウマが感動的だけど、なんか希薄に感じた。最近雇ったメイドが怪しい第7巻も読んだけど、特になにも言うことはない。

新しいきみへ第5巻は相変わらず素晴らしい。ネタバレしたくないからあんまり詳しく説明できない(いつものことだよな)。性格描写も良ければ緊張感も絶品だった。手に汗握るエンディングだったので続きを一刻も早く読みたい。

呪術廻戦第23巻は…まあ、いい部分はあった。実はこの編は飽きている。

ナルトは一話だけしか観なかった。残念なことに、犬の赤丸が死んでいないようだ。

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今週は狼と香辛料 第2巻を始めて、オーディオブックを聞きながら読んで読破した。

第1巻を読んだのはずっと前だけど、実はあんまり好きじゃなかった。もしかしてあのときは日本語を読むのにまだ慣れてないだけかなと思ってたけど、今思えば、あのとき本好きの下剋上も読んで楽しんでいたし、きっとそれだけじゃないだろう。多分、本当の理由は経済の部分が複雑すぎて、全体的に本をつまらなく感じてしまったのだ。

第一巻と同じく、ロレンスとホロのやり取りはとっても魅力的で面白い。だが第一巻と違って、経済の部分がわかりやすかったり、緊張感があったりで、本当に楽しかった。信用買いが暴落した恐怖。生死を分ける締め切りへの不安。密輸作戦の危険さ。この巻はかなり好きだった。

ナルトは16話を観た。戦っているチョウジくんはカッコよかったな。

日本語読書感想文

今日はようやく「面白ければなんでもあり」を読破できた。

今週のお気に入りの章:

  • ベストを尽くして失敗しても、次の打席は必ず回ってくる
    • 失敗は嬉しいものではないが、成長ができるチャンスではある。ストア派っぽい。
  • 伝えたい誰かのために
    • 三木一馬先生の父親への感謝と、亡きお父さんからの励まし。「大切な誰かに伝いからこそ頑張れる」という話。

「ソードアート・オンライン」にも「とある魔術の禁書目録」にも興味を持っていないので、巻末の数章は面白くない部分が多くなったのはちょっと残念。だけど大体としては、面白い本だと思う。読んでよかった。

聞いていたオーディオブック 育ちざかりの教え子がやけにエモい1、2巻(都合10時間)と、水族館ガール4巻(10時間21分)と、狼と香辛料1巻(聴き直し、8時間5分)の4つの中で、一番いいと思ったのは育ちざかりに違いない。魅力的なキャラがたくさんいて、そのキャラが喧嘩したり仲直りしたりして、結局成長出来るのはいい気分になる。第2巻以後はオーディオブックがないので本を読もうかな。

読んでいたマンガは葬送のフリーレン第9巻とよつばと!第13巻。

葬送のフリーレンはマハトという魔族を中心にしてきた。人間には悪意を抱かない、けれど共感というものも分からないので殺すか殺さないかはどうでもよく思った彼は、ある日人間に興味を持ったある日から分かりたいようでいたけど、わかることが多分、一生できないことなのだ。実に興味深い人物だなと思う。続きは楽しみ。

よつばちゃんとおばあちゃんとのお別れは悲しかった。よつばちゃんは可哀想。

ちょっとばかりARMORED CORE 6をやっていた。随分難しいので日本語で続けるかどうかはまだ分からない。